眠れない苦しみから、心と身体がほっと安らぐ時間へ
夜になると、いろいろなことを考えてしまう。
眠りたいのに眠れない。
時計を見るたびに時間だけが過ぎていき、明日のことを考えると、ますます眠れなくなってしまう……。
そんな夜を何年も過ごしている方がいらっしゃいます。
眠れないことは、本当につらいものです。
今日は、長年の不眠に悩まれていたクライアントさんのお話をご紹介します。
「こんなに深く眠れたのは何年ぶりでしょう!」
ある日、長年眠れないことに悩んでいるクライアントさんが、音叉ヒーリングを受けにいらっしゃいました。
精神科にも通い、お薬を服用されていましたが、なかなか思うように眠れず、心も身体もお疲れのご様子でした。
ところが、音叉ヒーリングを始めて間もなく……。
「グーグー……」
なんと、気持ちよさそうな寝息が聞こえてきたのです。
私はその様子を見守りながら、音叉の響きを優しく届けていきました。
そして、セッションが終わると、クライアントさんは驚いた表情で、
「こんなに深く眠れたのは何年ぶりでしょう!」
さらに、
「こんなにスッキリするんですね!」
と、とても嬉しそうにお話ししてくださいました。
その笑顔を拝見して、私まで嬉しくなりました。
眠れない日々が続いていた方にとって、安心して目を閉じられる時間がどれほどありがたいものなのか。
改めて感じた出来事でした。
315.8Hzの音叉──疲れた頭を優しく休ませる
このとき使用した音叉のひとつが、315.8Hz(ヘルツ)の音叉です。
私が行っている音叉ヒーリングでは、脳疲労に対応する音叉として使用しています。
考え事が止まらない、頭の中がいつも忙しい……。
そんな方に、何も考えず、ただ音の響きに身を委ねていただく時間を大切にしています。
音叉にはそれぞれ異なる周波数があり、その方の状態に合わせて使い分けています。
音叉の心地よい響きに包まれながら、少しずつ肩の力が抜け、表情が穏やかになっていく方もいらっしゃいます。
私は、音叉ヒーリングを「眠らなければいけない時間」ではなく、心も身体も頑張ることをお休みできる時間にしていただきたいと思っています。
ご家族のサポートが回復のカギになる
以前、あるクライアントさんがこんなことをおっしゃいました。
「どんな薬を飲んでいるのかも、よくわからないんです」
「考えようとしても、もう考えられなくて……」
その言葉を聞いたとき、私は、どれほど心のエネルギーを使い果たしていらっしゃるのだろうと感じました。
元気なときには当たり前にできることも、心が疲れ切ってしまうと、とても難しくなることがあります。
そこで私は、
「次の診察には、ご家族に一緒に行っていただくのはいかがでしょうか?」
とご提案しました。
すると、早速ご家族が協力してくださいました。
診察では、先生からお薬についての説明や、今後の量を見直していくためのアドバイスをいただくことができたそうです。
クライアントさんも、ひとりで考えなくてもよくなったことに、とても安心されていました。
私はこのお話を伺い、本当に嬉しく思いました。
誰かに助けてもらうことは、決して弱さではありません。
ご家族でなくてもかまいません。
信頼できる友人や、身近な支援者でもいいのです。
自分ひとりでは難しいとき、誰かの力を借りることも、自分を大切にする方法のひとつです。
心のエネルギーが戻ってくるとき
その後、クライアントさんは音叉ヒーリングにも通いながら、医師と相談して治療を続けていらっしゃいました。
月日が経つにつれて、少しずつお薬の量も減っていったそうです。
そして何より嬉しかったのは、ご自身のことを考えたり、これからの生活について前向きにお話しされたりする姿が増えていったことでした。
私が嬉しかったのは、クライアントさんが少しずつ笑顔を取り戻されていったこと。
ご自分と向き合うエネルギーが、ゆっくり戻ってきたように感じました。
私は、心の状態を「波動」という言葉でも捉えています。
不安や緊張でいっぱいだった心が、安心できる時間を重ねることで、少しずつ穏やかになっていく。
そんな変化を、私は波動が整っていくように感じるのです。
眠れなくて苦しんでいるあなたへ
眠れない夜は、周りの世界から自分だけが取り残されたように感じることがあります。
静まり返った部屋で、誰にも言えない不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
そんなとき、どうか思い出してください。
あなたの苦しみを、一緒に受け止めてくれる人がいるかもしれないことを。
今すぐ答えを見つけなくても大丈夫。
誰かに話を聞いてもらうだけで、心が少し軽くなることもあります。
そして、あなたが安心できる時間を、どうか大切にしてください。
温かいお茶を飲む時間でも、好きな音楽を聴く時間でも、誰かと何気ない会話をする時間でも。
その小さな安らぎが、明日を迎える力につながっていくかもしれません。
眠れない夜が続いているあなたへ。
どうか、ひとりで苦しまないでください。
あなたの心がほっとできる場所は、きっとあります。
今夜、少しでも穏やかな気持ちで過ごせますように。
そして、安心して眠れる夜が、少しずつ増えていきますように。🌿