自分を責める手を休めて、ぬくもりに頼る時間を
昔、ある友人がこんなことを言ってくれました。
「理梨香さんのように愛されて育った人の明るさは、内からにじみ出るものなの。
本人はわからなくても、愛で傷ついた人間には、その強くて温かいエネルギーがはっきり見えるんだよね。
だから、近づきたくなるし、感じたくなるんだよ」
幼い頃から悲しい体験を重ねてきた友人の言葉は、今も胸に残っています。
この歳になっても「無邪気ですね〜」と言われる私。
「私、大丈夫かしら〜」と笑いながら、両親に感謝しています。
「三つ子の魂百まで」という言葉がありますね。
ご相談を伺っていると、
幼い頃に「愛してほしかった」
「安心して甘えたかった」という想いが、
大人になってからの人間関係にも重なっていると感じることがあります。
愛情があったとしても、その子が必要としていた形では届かなかったこともあるのでしょう。
けれど、それはあなたの欠点でも、これからの人生が決まっているということでもありません。
あの頃、受け取れなかったぬくもりを、これから受け取っていいのです。
「どうして私はこうなんだろう」
「私の何がいけなかったんだろう」
自分を理解しようとするうちに、自分責めが止まらなくなることがあります。
そんなときは、答え探しを少し休んでください。
苦しさのすべてを、自分のせいにしなくていい。
今すぐ自分を変えようとしなくても大丈夫です。
誰かの明るさが、まぶしすぎる日もあるでしょう。
無理に笑わず、今のあなたが安心できる人を頼ってください。
「ただ、そばにいてほしい」
「甘えたい、癒されたい」
私はその気持ちを、心や魂がぬくもりを求めている声のように感じます。
うまく話せなくても、
「今、つらいの」
「少しそばにいてほしい」
そのひと言からで大丈夫。
もし「消えてしまいたい」と思うほど苦しいなら、
ひとりで結論を出さず、
その気持ちを信頼できる人に伝えてください。
今、自分を傷つけそうなら、
危険なものから離れ、誰かにそばにいてもらい、救急の助けを求めてください。
愛は、元気になってから受け取るものではありません。
笑えないあなたも、誰かに頼りたいあなたも、大切にされていい。
これからは、あなたが愛を受け取る時間も大切にしてほしいのです。
その始まりは、
「今日は、そばにいてほしい」
そんな小さなお願いでいいのです。